🎵 KinKi Kids『B album』全曲レビュー:青春の記憶を辿る13の物語

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KinKiKids

🌿『B album』を聴いて思うこと:13の曲、それぞれの記憶

KinKi Kidsの2ndアルバム『B album』。デビューの輝きの中で、それでもどこか繊細で不器用だったふたりのまなざしが、そっと心に触れてくれるような一枚です。長年ファンでいるからこそ見える景色、感じることを、私なりの言葉で書いてみました。


 スッピンGirl

番組のエンディングで耳にしていた頃が懐かしい。飾らない恋や、素直な気持ちをそのまま歌ってくれてるようで、今聴いても背伸びしない“好き”が愛おしい曲。

仮病をつかおう

「ちょっとくらいズルしたっていいんだよ」って、優しく背中を押してくれるような曲。学校や仕事で頑張りすぎてる時、この曲を聴くと気持ちが軽くなるんです。

 愛されるより 愛したい

この曲を聴くと、当時のテレビの風景、ふたりの笑顔、すべてが蘇ってくる。若いながらもまっすぐな愛の形を歌っていて、何度聴いても初心を思い出します。

MY WISH(光一ソロ)

光一くんが初めて自分で作った曲。当時の彼のまじめさ、ちょっと不器用なところまで伝わってくる気がして、自然と胸が温かくなります。

愛なんてコトバじゃ言えない

タイトルのとおり、言葉にできない想いを、あえて言葉にしてみたような…そんな曲。ふたりの歌声が心に優しく寄り添ってくれます。

ずっと抱きしめたい

大人になってから聴くと、また違う切なさが染みてくる曲。昔は甘くてキラキラした曲だと思っていたけど、今は“守りたい気持ち”がじんと響きます。

イノセント・ウォーズ

ちょっと不思議で独特な空気感。最初聴いた時は戸惑ったけど、今はこのアルバムの中で光る異色の存在。ふたりの挑戦心みたいなものを感じます。

ボーダーライン

関西弁のやり取りがリアルで、ふたりがそのまま会話してるみたい。聴くとなんだか「帰ってきたなぁ」って気持ちになります。肩の力がふっと抜ける一曲。

Message

何気ない日常の音や心のざわめきが、ひとつのメロディーになってるような曲。ふたりの声が、まるで心の中のモノローグみたいに感じられて、不思議と落ち着きます。

Slowly(剛ソロ)

剛くんの声って、本当に柔らかくて繊細。この曲は、自分を取り戻したい夜や、心が静かになりたいときにそっと流したくなる、そんな曲です。

このまま手をつないで

恋の始まりのドキドキと、終わりへの不安が同居するような不思議な感覚。手を離さないで、って思いながら聴いてしまう。心がぎゅっとなる一曲。

ジェットコースター・ロマンス

キラキラしていて、聴くだけで景色が夏に変わる感じ。海辺、青空、風――そんな青春の断片が一気に胸に押し寄せてくる名曲。

硝子の少年

言わずと知れたデビュー曲。何度聴いても、イントロだけで泣きそうになる。あの時のふたりの表情、衣装、空気感。すべてが私の原点。


『B album』は、聴くたびに新しい発見があって、でもどこか懐かしくて。30年近くファンでいる私にとって、このアルバムは「ただの音楽」ではなく、「記憶のアルバム」です。もしまだ聴いたことがない方がいたら、ぜひ手に取ってほしい。そしてもう一度聴きたいと思っているあなたへ――このアルバムは、いつだってそばにいてくれます。