先日、ついについに!ずっと楽しみにしていた舞台『ナイツテイル』を観劇してきました。
劇場に足を踏み入れた瞬間から、私のテンションは急上昇。ふわっと香る劇場特有の空気、ざわめく客席、そして開演を待つあのわくわく感。まるで遠足の前夜みたいに心臓がバクバクしていました。
出演は堂本光一さん、井上芳雄さん、上白石萌音ちゃん。
名前を聞いただけで豪華すぎて、もう胸いっぱい。でもこの日は「同じ空間で」会える日。
席に座り、ライトが落ちて幕が上がると──そこに本当に光一さんが立っていました。
思っていたよりもずっとスラッとしていて、でも存在感は舞台全体を支配するほど大きい。
一歩踏み出すごとに空気が変わるようで、声が響くたびに私の心臓がドクンと鳴りました。
あぁ、この瞬間のために生きてきたかも…と、少し大げさだけど本気で思いました。
芳雄さんは、圧倒的な歌声と包容力で舞台を包み込み、萌音ちゃんは透明感のある歌声と愛らしい存在感で物語に彩りを添えます。
三人の息がぴったりで、笑い合う場面もあれば、目が離せない緊迫感のある場面も。客席全員が同じ物語の渦に巻き込まれていく感覚がたまりませんでした。
物語は友情と愛を軸に展開していくのですが、途中で何度も笑って、何度も「うわぁ…」と心を掴まれ、気づけば時間があっという間に過ぎていました。
生の舞台って、本当に魔法みたい。照明、音楽、役者さんの息づかい…その全部が「今ここだけ」のものなんですよね。
帰り道、興奮冷めやらぬまま駅まで歩いていたら、「あぁ、私、すごく元気になってる」と実感しました。
きっと舞台からもらったパワーが、体の中を駆け巡っていたんだと思います。
家に帰ると、息子が「ママ、おかえり!楽しかった?」と聞いてきました。
「うん!すっごく楽しかった!」と答えたら、「じゃあ明日は僕と遊んでね!」とニッコリ。
その笑顔を見て、「明日はこの元気をぜーんぶ息子に注ごう」と思いました。
舞台『ナイツテイル』は、私にエネルギーとときめきをくれました。
日常も舞台も、同じように二度と戻らない時間。だからこそ、どちらも全力で楽しみたい。
これからも日々をふんわり味わいながら、時々こんな特別な時間を自分にプレゼントしていこうと思います。