『記憶のシーン、未来のステージ』
— 日記風・ファンとしての人生の記録 —
【第一章:出会いのTV画面】
あれは、いつだったかな。
私が堂本光一くんに初めて出会ったのは、『ミュージックステーション』と『LOVE LOVEあいしてる』だった。
毎週、学校から帰ってTVをつけるのが楽しみで。
キラキラしたKinKi Kidsの二人がそこにいて、光ちゃんの涼しい目元や、話すときのちょっとした照れた笑顔が、子どもながらに「かっこいいなあ」って心に残った。
『LOVE LOVEあいしてる』では、オーストラリア特別編もやってた。
光ちゃんと剛くんが、拓郎さんにギターを教わってるのも見てたし、なにより印象に残ってるのは――
光ちゃんがコアラを抱っこしてるシーン!🐨✨
なんかね、ただ抱っこしてるだけなのに、優しさが伝わってくるっていうか、「この人ほんとにいい人なんだろうな」って思った。
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【第二章:コアラとぬいぐるみと、父の愛】
その頃、ちょうど実父と祖母がオーストラリアに旅行に行ったんだ。
帰ってきた父が、私にたくさんのコアラのぬいぐるみをくれた。
たぶん、あのTVを一緒に見てたのを覚えてくれてたんだと思う。
光ちゃんがコアラを抱っこしてて、私が「かわいい~」って言ったの、ちゃんと聞いてたんだなって。
ぬいぐるみの写真、今もある。
その時の父の笑顔と、私の嬉しそうな顔。
あれって、推しからもらった小さな幸せが、家族との思い出になった瞬間だった。
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【第三章:ライブの光と、ステージの静けさ】
光ちゃんを「生」で観たのは、KinKi Kidsのコンサートが初めて。
その時の衝撃は、今も覚えてる。
TVで見るより何倍もオーラがあって、ダンスも歌も全力で、でもどこか繊細で――
まさに「光」だった。
母と弟と一緒に行った。
弟も私も、剛ー!!こうちゃーん!と叫んでて、私が『今こっちみた!!』
というと、弟は『こっち見てたよ!!』なんて言ってみたりして。
それから年月が流れて、今年の8月、初めて舞台の光ちゃんを観に行く。
ナイツ・テイル。
井上芳雄さんとの共演も楽しみだけど、
何より「役者・堂本光一」としての姿を、初めて生で観ることができる。
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【第四章:今、そしてこれから】
そして今。
一緒に行くのは、旦那(=パパ)。
20年以上のファン歴を誇る私と、初めて一緒に光ちゃんの舞台を観るパパ。
どんな気持ちになるのかな。笑っちゃうかな、泣いちゃうかな。
それとも、私より先に感動してたりしてね(笑)
光ちゃんを好きになってよかったなって思うのは、こうして人生の節々に“物語”ができてること。
TVの前の子どもだった私。
コンサートで叫んでたあの頃の私。
そして、パパと手をつないで舞台を観に行く今の私。
全部、光ちゃんがくれた。
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【エピローグ:未来へ】
舞台を観たら、たぶんまた新しいシリーズが始まる気がしてる。
“DOMOTO語りシリーズ4”が、私の中で勝手に動き出すんだろうなって。
だから今は、このワクワクと、少しだけの不安と、
大好きな気持ちをまるごと胸にしまって、
8月のあの日を、待っています。