✨テーマ:
形容詞と副詞のちがいって?
🧩はじめに:なにがちがうの?
英語を読んでいると、よく出てくるのが「形容詞」と「副詞」。
どっちも「ことばを説明する」働きがありますが、説明する相手がちがいます。
- 形容詞は、「人」や「モノ」を説明します。
- 副詞は、「動き」や「形容詞」や「他の副詞」を説明します。
🍎形容詞ってどんなことば?
形容詞は、「人やモノがどんな状態か」をあらわします。
つまり、名詞を説明するのが仕事です。
たとえば:
- a big dog(大きな犬)
- a beautiful picture(きれいな絵)
- a happy child(しあわせな子ども)
ここでは、dog(犬)、picture(絵)、child(子ども)という名詞を、
それぞれ big(大きい)、beautiful(きれいな)、happy(しあわせな)という形容詞が説明しています。
🏃♂️副詞ってどんなことば?
副詞は、「どうやって?」「どのくらい?」「いつ?」「どこで?」などをあらわします。
つまり、動詞や形容詞などを説明するのが仕事です。
たとえば:
- She runs quickly.(かのじょは はやく はしります)
→「run(はしる)」という動詞を、**quickly(はやく)**が説明しています。 - He is very tall.(かれは とても せが高い)
→「tall(せが高い)」という形容詞を、**very(とても)**が説明しています。 - I speak English well.(わたしは じょうずに 英語をはなします)
→「speak(はなす)」という動詞を、「well(じょうずに)」が説明。
🧸ふんわりポイント
形容詞 → 「もの・ひと」を説明する
副詞 → 「うごき・ようす・どれくらい・いつ・どこ」を説明する
やさしく言うと、
- 形容詞は、「どんな?」をこたえる言葉
→ どんな犬?→ 大きい犬(big dog) - 副詞は、「どうやって?いつ?どこで?」をこたえる言葉
→ どうやって走る?→ 速く走る(run quickly)
🌷よくある形容詞と副詞のペア(かたちが似ている)
英語では、「-ly」がつくと副詞になることが多いです。
たとえば:
- slow(ゆっくりの) → slowly(ゆっくりと)
- quiet(しずかな) → quietly(しずかに)
- careful(注意ぶかい) → carefully(注意ぶかく)
このちがいも、ふんわりと覚えておくと読解にとても役立ちます✨
☀️今日の読解ミニ例文
- The baby is cute.
→ 赤ちゃんはかわいい(形容詞)
→ 「baby」という人を「cute」が説明しています。 - The baby smiled happily.
→ 赤ちゃんは うれしそうに わらいました(副詞)
→ 「smile」という動きに「happily」がかかっています。
🪴まとめ
- 形容詞は「名詞(人・モノ)」を説明する
→ どんな? → happy, big, beautiful - 副詞は「動詞・形容詞・副詞」を説明する
→ どうやって? どこで? いつ? どのくらい?
→ quickly, well, very, here, always など
ふんわりとした例でイメージをつかんで、
日々の読解にも少しずつ活かしていきましょうね🌼