この前の朝、保育園でちょっと切ない出来事がありました。
息子は5歳。
元気いっぱいで、動きも大きくて、毎朝せわしなく走り回ってるタイプです。
今日もいつも通り……だったのですが、
その息子の手が、たまたま近くにいたAくんに当たってしまって。
Aくんは「やめてよ」と言って、
B先生が「息子くん、手があたっちゃったのだから、ごめんなさいは?」と、少し厳しめに声をかけました。
そのとき、息子が泣きそうな顔でこう言ったんです。
「なんでさっき、僕のこと笑ったの?」
たぶん、Aくんが無意識に笑ったひと言が、息子の中で引っかかっていたんだと思います。
びっくりしちゃったのかもしれない。
悔しかったのかもしれない。
理由はまだうまく言えないけど、息子なりに、伝えようとしていました。
私はとっさに、息子に、「ごめんねって言ってあげてね」と口にしてしまって、
そのまま泣きそうな顔のまま、息子を預けて帰ってきてしまいました。
帰り道、ずっとモヤモヤ。
ちゃんと気持ちを聞いてあげればよかったかな。
抱きしめてから行かせればよかったかな。
なんだか私まで泣きそうで…。
保育園、嫌いにならないかな。
叱られて、傷ついていないかな。
きっとその場には、ベテランのC先生もいたはずだから、
息子の心にそっと寄り添ってくれていたことを願ってます。
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子どもって、「ごめんね」も、「やめて」も、
まだ上手に言えないことのほうが多い。
大人みたいに、言いたいことをスムーズに言葉にできるわけじゃないんですよね。
私も、その場で正しく対応できたかどうかなんて、わからない。
ただ、あの泣きそうな顔だけがずっと頭に残ってしまって…。
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お風呂に入ったときでも、寝る前でもいいから、
これからも会話をしたり、コミュニケーションを大切に、息子に寄り添っていこうと思います。
毎日眠る前が、家族のお話タイムです。
これもまた親子の絆を深める思い出に変わり
そして明日また、「いってらっしゃい」が気持ちよく言えるように、
少しずつでも心の引っかかりをほどいていけたらいいな。
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毎日が正解のない連続で、
「これでよかったのかな…」って思うことばっかり。
でもきっと、どのママも同じように、
正解より“その子の気持ち”を大事にしようとしてるんじゃないかなって思います。
もし、このまえの私と同じような気持ちでモヤモヤしてるママがいたら。
「わかるよ」って、ぎゅっとしてあげたい。
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今日もちょっとがんばったね、私たち🍀
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書きながら、堂本光一さんの永遠の日々・・・が流れて、涙ポロポロでした。
KinKi Kidsの歌詞が寄り添ってくれました。