昨日の夜、5歳の息子が突然言いました。
「ママ、すうじかくから、みててね」
その手には、白い紙と黒いペン。
横には、最近お気に入りの知育おもちゃ。
画面に並ぶ数字をじっと見て、
何度も真似をしていたのを知っていました。

でも、こうして「自分の手で書く」のは、これがはじめて。
わたしは少しびっくりしながらも、
「うん、見てるよ」と声をかけて、
息子の小さな背中を、そっと見守りました。
息子は真剣な顔でペンを持ち、
小さな手で、ゆっくりと「1」を書きました。
それから「2」、そして「3」…

その一文字一文字に、
わたしの胸はじんわりと温かくなっていきました。
書いた数字は、すこし傾いていたり、
どこか不思議な形をしていたけれど、
それがまた、とびきり愛おしい。
ああ、ついこのあいだまで
数字なんて、ただの記号だったのに。
保育園で先生たちがやさしく教えてくれて、
本人もコツコツ覚えて、
ついに、自分で「書いてみよう」と思った日が来たんだ。
息子はうれしそうに、紙を見つめてひとこと。
「できたー!」
わたしも大拍手。
「すごいね!ほんとうにかけたね!」
と声をかけながら、心の中では
その紙をそっと宝箱にしまうイメージをしていました。
これは、ママにとっての「たからもの」。
絶対に捨てられない。
ずっとずっと、取っておこうと思います。
こうやって、少しずつ「できること」が増えていくたびに、
うれしい気持ちと、ちょっぴりさみしい気持ちが
胸の中でまざりあって、ふわっと波になる。
成長って、きっとずっとそういうものなんだろうな。
今日も、息子はわたしの大切な先生でした。
#ふんわり子育て日記 #数字のたからもの
#5歳育児 #知育おもちゃ #はじめての数字
#育児の幸せ #成長のきろく #ママの宝物 #保育園ありがとう

ママのいとこから、いただいた知育おもちゃ🧸