イヤイヤ期を乗り切る!うちの秘策

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育児

子どもが2歳から3歳になる頃、突然始まる「イヤイヤ期」。どんな親でも一度はこの難関に直面し、「どうしてこんなに反抗するの?」「これって私の育て方が悪いの?」と不安に感じたことがあるのではないでしょうか。でも安心してください。「イヤイヤ期」は、子どもの成長の証です。そして、親としてできることもたくさんあります。

この記事では、実際に私が試した「イヤイヤ期を乗り切る秘策」をご紹介します!大変な時期ですが、この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。


そもそもイヤイヤ期って何?

イヤイヤ期は、子どもが自我の芽生えを始めた証拠。
それまで親の言うことをそのまま受け入れていた子どもが、「自分はこうしたい」「自分でやりたい」という意思を持ち始めます。その結果、親や周囲の大人の言葉に反抗したり、なんでも「イヤ!」と言ったりするようになるのです。

この時期に見られる典型的な行動には以下のようなものがあります。

  • ご飯を出しても「食べたくない!」と言う
  • 着替えを「自分でする!」と言いながらも結局やらない
  • お風呂に入ろうとすると「入りたくない!」と大泣きする
  • 気に入らないと床に寝転がり大暴れする

こうした行動を見ていると、親としてはイライラしたり困ったりしますが、この行動は「成長しているサイン」だと思えば少し気持ちが楽になります。


秘策その1:子どもの「自分でやりたい」を尊重する

イヤイヤ期の子どもにとって、「自分でやる」というのは非常に重要なポイントです。自分の意志で行動したい気持ちが強いので、まずはその気持ちを尊重してあげることが大切です。

例えば:

  • 着替えの場合
     「この服とこの服、どっちにする?」と2つの選択肢を与えることで、子どもに主導権を感じさせます。
  • 食事の場合
     「今日はおにぎりにする?それともサンドイッチ?」と選ばせるのがおすすめ。選択肢を与えると「自分で決めた」と思いやすくなり、スムーズにいくことがあります。

ただし、時間がない時や選択肢がない場合は「〇〇が終わったら△△しようね」と順序を具体的に説明すると、子どもが納得しやすいです。


秘策その2:無理に押さえつけない

イヤイヤ期の反抗に対して、「言うことを聞かせよう」とすると逆効果になることが多いです。この時期の子どもは感情がまだ十分にコントロールできず、叱られるとさらにパニック状態に陥りやすいからです。

実際に試した方法:

  • 気持ちを言葉にする
     子どもが泣いたり怒ったりしている時、「〇〇が嫌なんだね」「△△がしたかったんだね」と気持ちを代弁することで、子どもは「分かってもらえた」と感じ、落ち着くことが多くなります。
  • 泣き止むのを待つ
     大声で泣きわめく時は無理に静かにさせようとせず、「ここで見守ってるよ」と落ち着くのを待つのも一つの方法です。もちろん周囲に迷惑をかけない範囲で。

秘策その3:親も自分をケアする

イヤイヤ期の子どもの相手をしていると、どうしても親自身が疲れてしまいます。特に、思うようにいかない子どもの行動にイライラしたり、自分の対応に自信をなくすこともあるでしょう。そんな時は、「親自身のケア」もとても大切です。

実践しているケア方法:

  1. 一人の時間を確保する
     夫婦で協力して、「今日は自分の時間を取る日」を設ける。趣味に没頭するだけでもリフレッシュできます。
  2. 失敗を笑い話にする
     友人や家族にイヤイヤ期のエピソードを話し、笑い話にすることで気持ちが楽になります。「うちの子もそんな感じだったよ!」という共感がもらえることも。
  3. 育児コミュニティに参加する
     他のママ・パパたちの意見を聞いたり、自分の体験を共有することで孤独感が軽減されます。最近ではSNSやオンラインサロンも便利です。

秘策その4:小さな成功を褒める

イヤイヤ期でも、子どもが「うまくいった!」と感じられる成功体験を増やすと、気持ちが落ち着くことが多いです。

成功体験を積ませる方法:

  • 簡単にできるお手伝い(例えば、おもちゃを箱に入れるだけ)を頼み、できたら大げさに褒める。
  • ご飯を一口食べたら「自分で食べられたね、すごい!」と声をかける。
  • 着替えを自分でやろうとしたら、できなくても「挑戦したこと」を褒める。

褒めるポイントは「結果」ではなく「努力」にフォーカスすることです。これにより、子どもは安心感を得てイヤイヤが少しずつ軽減していきます。


秘策その5:大人が柔軟になる

イヤイヤ期を乗り切る上で一番重要なのは、「親の心構え」です。全てを完璧にしようとせず、ある程度の妥協をする柔軟さが必要です。

例えば:

  • 朝ご飯をパンにするかご飯にするかで大泣きする場合、「今日はパンの日にしようね」と軽く受け流す。
  • 靴下を履きたがらない時は「寒くなったら履こうね」と後回しにする。

子どもの「イヤ!」に真正面からぶつからず、流すべきところは流す。これが親の負担を減らし、イヤイヤ期を少し楽にするコツです。


おわりに

イヤイヤ期は、子どもが自分の意志を持ち始める大切な成長のステップです。しかし、その時期を一緒に過ごす親にとっては非常に大変な時期でもあります。
今回ご紹介した秘策は、すべて我が家で実践したリアルな方法ですが、どの家庭にも応用できるはずです。何よりも大切なのは、「イヤイヤ期は一時的なもの」と捉え、長い目で子どもの成長を見守ることです。

辛い時は無理をせず、自分をいたわりながら少しずつ乗り越えていきましょう!きっと「あの頃が懐かしい」と思える日が来ますよ。